質問1 最近水道代が高いような気がします・・・?
答え
水道代は恐らく、各家庭で使われている量は違うと思いますが、平均すると大人一人が1日に使用する水道は250ℓと言われています。
4人家族なら大体1日1t(1㎥)と言う事になりますから、2ヶ月に1度の検診なら60t(60㎥)程が平均値なのでしょうが昼間何人の方が、家庭で水を使っているか?で多少は違うと思います。また最近は食器洗い機の普及や節水の洗濯機、超節水トイレなどでかなり節水出来る様になって来ました。恐らく4人家族で1ヶ月に5.000円~10.000円あたりが平均値と思われます。毎月6.000円平均だったのに急に倍以上になったりしたら漏水を疑ってみた方が良いと思います。家中の蛇口を閉めて(このときトイレを使ってから15分以上経過してからが良いと思います)外の水道メーターをあけて覗いて見ましょう。
銀色の丸いパイロットと呼ばれている円形の物が回っていると、どこかで水道が出ていると言うことです。(外の散水栓の蛇口などを弱く出してみると、良く回転してるのが判ります)水道管や継ぎ手等で亀裂や接着不良で漏水している場合はかなり早く回っているかも知れません。全部の水栓が閉まっているのであれば漏水の可能性大です。御近所の市町村指定の水道工事店で一度相談してみましょう。(漏水していた場合は漏水修繕報告票を提出すれば、埋設水道管等の漏れであれば減免(通常より多く漏水した金額の減免)の対象になります。
質問2 トイレと床との面に黒ずみが・・・?
答え
最近の住宅事情でかなり進んで来ましたバリアフリーと言う考え方。トイレの入り口も昔のように段差が無く廊下とフラット(平ら)になっている事が多いです。
当然のように広がり感を出す為に廊下やリビングと同じ材質や色のフローリング(フロワー)を使用する方が多くなりました。昔のトイレは便器に水がたまっている為にタンク同様、梅雨時や夏場の暑いときに結露(汗をかく)しましたので、床をタイルやビニールのCF(クッションフロアー)等を採用して来ましたが、最近のトイレの便器は防露タンクは勿論便器の下部にも断熱材を取り付けてある防露便器が主流になって来ましたが、一部の住宅には普通(防露ではない)の便器が使われているのに木製のフローリングが使われている場合があります。梅雨時や夏場に便器と床の面に水が漏れているような時があれば恐らく結露していると思われます。また防露便器であっても水温とトイレの気温差で(露点温度)結露する事があります。また小さい男の子のお子様がいる家庭で便器前面の床だけが黒ずんでいる場合は尿がかかっている可能性もありますので結露なのか漏水なのか?または尿の飛散なのか一度相談いただければと思います。
質問3 シングルレバー水栓を止めるとき大きな音が・・・?
答え
混合水栓は2バルブ混合栓のようにゆっくり閉まるタイプとシングルレバー混合栓のようにレバーで急に水の流れを止めるタイプとがあります。水を止めるときにドーンという大きな音がするのは、後者のシングルレバー混合栓だと思います。
この現象を水道管をハンマーで叩いたような音がすることから「ウォーターハンマー」と呼んでいます。条件によって同じ種類の混合栓なのにウォーターハンマー現象が現れる所と全く現れない場合があります。この現象は簡単にたとえて見ますとトンネルの中を出口に向かって猛スピードで走っている車の前を急に扉が降りてきてぶつかったのと同じ現象が水栓の中で起こっていると思ってください。ドカーンと車がぶつかった衝撃と同じで水道管も急に水の流れが止められて、水道管の中を衝撃が走り管を揺らしている場合もあります。水道管を固定していないとなおさら揺れやすい為大きな衝撃音がしたりする場合もあります。鳥居配管などで水道管内に空気たまりなどが出来やすい場合にも衝撃音が大きくなる場合があります。ゆっくりレバーを閉めれば2バルブ同様ウォーターハンマー現象は起こらないのですが、毎日頻繁に使う水栓ですから無意識のうちに早くレバーを上げ下げしてしまいドーンと大きなハンマー音が家中に響き渡ると不快ですし、集合住宅の場合は御近所にも迷惑(深夜など特に・・)だと思います。解決方法は色々と御座いますし現場によっても違うと思います。最近のTOTOのシングルレバー混合栓は水を止める時には急に閉まらないようになっているウォーターハンマー低減仕様の混合栓もありますし器具や水道管に衝撃を吸収する装置をつけるなど低減する方法は、沢山ありますので一度御相談ください。最適な方法でいやなウォーターハンマーから解放されると思います。
質問4 流し台に一度にたくさんの水を排水するとゴボゴボゴボっと嫌な音が・・・?
答え
キッチンの流し台シンクにお皿を洗ってボール等でいっぺんに水を捨てた後にボコボコボコっと嫌な音がするのは、排水が流れる場合は必ず空気と一緒でないと排水は流れないのでシンクのゴミ受けの下のトラップ(水が溜まって下水本管の匂いを室内に入り込まないようにしている装置)内の水(封水)をなくして空気を吸っている時にそのような不快な音がします。ユニットバスの浴槽の栓を抜いて排水する時にも同じような音がする場合があります。今までしなかったのであれば排水が詰まっている可能性がありますが・・リフォーム工事の後に(浴室やキッチンの)そのような音がしてくる場合は二重トラップと言って外の排水桝に匂い止めのトラップ装置が付いているのに、新しいシステムキッチンやユニットバスにも匂い止めトラップが付いているために空気の流れが妨げられているので、室内側のトラップの水を吸いとりながら排水が流れるためゴボゴボ音を繰り返している場合が殆どです。解決方法は二重トラップの片方を取ってしまえば解決しますが、虫等の侵入が今度は問題になってきますので御家庭の下水システムの中に空気を吸う装置(吸気通気管)が器具の中にスペースがあれば取り付けるだけで解決したり、そのスペースが無ければ外のトラップの点検口に空気を吸う穴を開けるなど色々な解決方法はあります。
質問5 深夜などトイレに行くとタンクの中で音がする・・・?
答え
深夜と言わずとも、静かな住宅街なら昼間でもトイレのタンクの中でポタン・ポタンと音をたてていたり酷くなるとシューシューと音が聞こえてくる場合はタンクに水を補給している音=水が出っぱなし=漏水していると思われます。10年以上前のトイレではタンクの中の水を貯めている器具にはフロートバルブと言われているゴムで出来ている栓で水をタンク内で蓋をしています。レバーを引くと鎖でこのゴム栓が上に引っ張られてタンク内の水が便器の中に落とすのですが・・このゴム栓(フロートバルブ)が長年使っていると磨り減っていたり、溶けてしまっていると水が抜け落ちてしまいます。抜けた分を補給しようとボールタップ(水を自動に貯めて止める器具・・良く風船のような丸い球のついた器具)から水が常時流れっぱなしになってしまいます。もう一つボールタップはある位置で風船上の浮きが上がって水を出している管の出口を塞ぐ仕組みなのですが、ボールタップも長年使っていますと、ある一定のウォーターラインで止水できなくなって水位が年々上昇しつつあります。このまま水位が上がり続けるとタンク内より水が溢れるのを防止するために、この溢れた水を便器内に落とすオーバーフロー管というパイプの上面まで水位が上昇してきますと、常時補給するため水が流れっぱなしの状態になります。
少しの量と思って見過ごしていると、24時間流れっぱなしのためある時には倍以上の水道料金になっている場合が多々あります。15年以上もノーメンテナンスのトイレ器具ならほぼ漏水していると思われます。タンクの中の器具は消耗品と思ってボールタップやフロートバルブは水道料金が上がらない前に交換しておいたほうが得策と思われます。
便器の種類によって器具の種類も変わります。一度御相談ください。
質問6 トイレの器具(便器やタンク)は簡単に変わるのでしょうか・・・?
答え
従来の(10年以上前の旧CS便器等)便器は排水する際の流れ方に大きな差があり、便器によって渦を巻いてゆっくり流れるタイプの便器(サイホン式やサイホンゼット式)やタンクの中の水を勢いよく排水するタイプの便器(洗い落とし式や洗い出し式)究極には沢山の水を使ってゆっくり渦を巻かせ排水音を消音にする(サイホンボルテックス式)など沢山の種類の便器が下水工事の普及により商品化して来ましたが、全ての便器の排水する排出口が便器によって違う位置に設計されてきました。いざ便器を交換しようとすると同じ便器を取り付けるなら問題は無かったのですが(排出口が同じ寸法)違う便器を取り付けるのは、床の排水管の位置を移設するために床の工事もやり直さなくてはいけませんでした。現在の便器は全て壁より排水管の中央の位置で200ミリの位置が統一されて便器の交換がスムーズに出来るようになりましたが、旧型の便器(15年以上前の・・排水の位置が330~540ミリ)から今の超節水で掃除が楽な新しいタイプの便器(排水の位置が200ミリ)では排水の位置を変更しなければいけません。昔のように床の工事をやり直さなくても、リモデル便器というタイプを使えば床上で排水の変更が出来ます。
今まで1日がかりで行っていた便器の交換が2~3時間で完了できるようになりました。
便器はこの10年ほどで驚くほど便利に変わってきています。トイレは「汚いところ」とつい20年ほどまえまでは思われていましたが、最近ではトイレは「快適なところ」と思われるようになってきました。一度お近くのTOTOショールームに立ち寄ってみてはいかがでしょうか?きっとトイレに関する考え方が違ってくると思います。気軽に御相談ください。